要素の選択: 水平方向のルールを適用

Chrome 119 では、select 要素が小規模ながら強力なアップグレードを受けました。この機能は Safari 17 にも導入されています。選択したオプションのリストに <hr>(水平線)要素を追加できるようになりました。この要素は区切り線として表示され、オプションを視覚的に分割してユーザー エクスペリエンスを向上させることができます。

選択に [hr] が含まれている前後のスクリーンショット。後の写真には、グループ間に区切り線があります。

これを実現するには、次の HTML のように、オプション リストに <hr> 要素を追加します。

<label for="major-select">Please select a major:</label> <br/>

<select name="majors" id="major-select">
  <option value="">Select a major</option>
  <hr>
  <option value="arth">Art History</option>
  <option value="finearts">Fine Arts</option>
  <option value="gdes">Graphic Design</option>
  <option value="lit">Literature</option>
  <option value="music">Music</option>
  <hr>
  <option value="aeroeng">Aerospace Engineering</option>
  <option value="biochemeng">Biochemical Engineering</option>
  <option value="civileng">Civil Engineering</option>
  <option value="compeng">Computer Engineering</option>
  <option value="eleng">Electrical Engineering</option>
  <option value="mecheng">Mechanical Engineering</option>
</select>

小さな変更でも、ユーザーに大きな違いをもたらす可能性があります。完全にスタイル設定可能にする方法など、フォーム コントロールの今後について詳しくは、ポップオーバー API についての説明をご覧ください。また、今後追加される selectlist 要素にもご注目ください。