Lighthouse 2.8 がリリースされました。ハイライトは以下のとおりです。
- 新しいパフォーマンス監査と SEO 監査
- Lighthouse レポートの最初のセクションに表示されるパフォーマンス
- ユーザー補助機能のスコアの更新
- 新しい読み込みメッセージと概要
- 新しい Lighthouse リリースガイド
新機能、変更、バグ修正の完全なリストについては、2.8 リリースノートをご覧ください。
2.8 にアップデートする方法
- NPM。
npm update lighthouse
フラグ、または Lighthouse をグローバルにインストールした場合はnpm update lighthouse -g
フラグを実行します。 - Chrome 拡張機能拡張機能は自動的に更新されますが、
chrome://extensions
を使用して手動で更新することもできます。 - DevTools。[監査] パネルは Chrome 65 の 2.8 でリリースされます。実行中の Chrome のバージョンは
chrome://version
で確認できます。Chrome は約 6 週間ごとに新しいバージョンに更新されます。最新の Chrome コードを実行するには、Chrome Canary をダウンロードしてください。
新しいパフォーマンス監査と SEO 監査
[Avoid Plugins] 監査では、削除する必要があるプラグインが一覧表示されます。これは、プラグインによってページがモバイル フレンドリーにならないためです。ほとんどのモバイル デバイスはプラグインをサポートしていません。
SEO カテゴリの Document Has A Valid rel=canonical 監査では、rel=canonical
URL の有無を確認し、検索結果に表示される URL をクローラーが把握できるようにします。
「ページがモバイル フレンドリー」と「構造化データが有効」の手動監査は、SEO のさらなる改善に役立ちます。この場合の「手動」は、Lighthouse では監査を自動化できないため、自分でテストする必要があることを意味します。
パフォーマンス カテゴリの [Minify CSS] 監査と [Minify JavaScript] 監査では、ペイロード サイズと解析時間を短縮するために圧縮できる CSS または JavaScript がないかチェックされます。
Lighthouse レポートの最初のカテゴリとして表示されるパフォーマンス
パフォーマンスは、Lighthouse レポートで最初に表示されるカテゴリになりました。一部のユーザーは、Lighthouse はレポートの最初のカテゴリだったプログレッシブ ウェブアプリ専用だと思っていました。Lighthouse を使用すると、プログレッシブ ウェブアプリかどうかを問わず、ウェブページの改善方法を把握できます。
ユーザー補助機能のスコアを更新しました
特定のページでユーザー補助監査が適用できない場合、その監査はユーザー補助スコアの対象ではなくなります。
新しい読み込みメッセージと概要情報
新しい Lighthouse リリースガイド
リリースのタイミングや命名規則などについては、メンテナンス担当者向けリリースガイドをご覧ください。