公開日: 2024 年 9 月 24 日
先月、Language Detection API が早期プレビュー プログラムの参加者向けに提供開始されたことをお知らせしました。Chrome 130 から 135 で実施される Language Detection API オリジン トライアルに登録できるようになりました。
このオリジン トライアルは、大規模言語モデル(LLM)などの AI モデルを Chrome に統合する Chrome の組み込み AI の取り組みの一環です。言語検出 API を使用すると、入力テキストの言語を判別できるため、次のことが可能になります。
- コンテンツを翻訳する
- コンテンツの言語にラベルを付ける
- 言語固有のタスク用に読み込む正しいモデルを決定する
- その言語のコンテンツを反映するようにインターフェースを調整する
オリジン トライアルを初めてご利用になる方のためにご説明します。オリジン トライアルは一般公開されており、すべてのデベロッパーが参加できます。期間と使用が制限されており、参加はセルフマネージド プロセスであり、ドキュメントとサポートは限定的です。オリジン トライアルでは、試験運用版の機能を使用して構築し、その機能を全ユーザーに公開する前にユーザーに試してもらうことができます。
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皆様からのフィードバックをお待ちしております。Chrome の実装についてフィードバックがある場合は、Chromium のバグを報告してください。
Language Detection API の API 形状に関するフィードバックは、Translation API GitHub リポジトリの既存の問題にコメントするか、新しい問題を開いて共有できます。
リソース
- 言語検出 API の使用方法について学習する
- ChromeStatusで機能のステータスを確認する
- Translation API の説明を読む
- W3C Technical Architecture Group による標準化の取り組みについて読む