クロスオリジン オープナー ポリシー

cross_origin_opener_policy マニフェスト キーを使用すると、拡張機能のオリジンへのリクエストの Cross-Origin-Opener-Policy(COOP)レスポンス ヘッダーの値を拡張機能で指定できます。これには、拡張機能のバックグラウンド コンテキスト(サービス ワーカーまたはバックグラウンド ページ)、ポップアップ、オプション ページ、拡張機能リソースに開いているタブなどが含まれます。

このキーは、cross_origin_embedder_policy とともに、拡張機能でクロスオリジン分離を有効にするために使用します。

マニフェストの宣言

cross_origin_opener_policy マニフェスト キーはオブジェクトを受け取ります。このオブジェクトには、文字列値を持つ value という名前のプロパティを 1 つだけ含める必要があります。Chrome は、拡張機能のオリジンからリソースを提供するときに、この文字列を Cross-Origin-Opener-Policy ヘッダーの値として使用します。例:

{
    ...
    "cross_origin_opener_policy": {
      "value": "same-origin"
    },
    ...
}

この機能の詳細については、クロスオリジン分離の概要をご覧ください。