クロスオリジン分離

クロスオリジン分離により、ウェブページで SharedArrayBuffer などの強力な機能を利用できます。拡張機能は、cross_origin_embedder_policy マニフェスト キーと cross_origin_opener_policy マニフェスト キーに適切な値を指定して、クロスオリジン分離を有効にできます。たとえば、次のマニフェストでは、拡張機能のオリジンをクロスオリジン分離にオプトインします。

{
  "name": "CrossOriginIsolation example",
  "manifest_version": 2,
  "version": "1.1",
  "cross_origin_embedder_policy": {
    "value": "require-corp"
  },
  "cross_origin_opener_policy": {
    "value": "same-origin"
  },
  ...
}

クロスオリジン分離を有効にすると、拡張機能はクロスオリジン分離コンテキストで SharedArrayBuffers などの強力な API を使用できます。ただし、特定の副作用もあります。詳しくは、COOP と COEP を使用してウェブサイトを「クロスオリジン分離」するをご覧ください。